香辛料(スパイス)は、植物の色々な部分を使っています。
香辛料をたくさん使っているものと言えば、カレー。
カレーに使われる香辛料は、それぞれ植物の何なのでしょうた。
とはいえ、カレーを香辛料から作ったことがありません。
そこで、エスビー食品さんのレシピを見せてもらうことにしました。
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果実・種子
クミン
果実。
カレーの香りの元はこれ。
クミンシードと呼ばれるが、果実。
カルダモン
種子。
スパイスの女王と呼ばれる。
サヤの中に黒い種子を使う。サヤから出すと香りがなくなるので、サヤのまま保管する。
サフラン(めしべ)、バニラ(果実)に次いで、世界で三番目に高価な香辛料。
果実。
シナモンとクローブとナツメグを合わせた香りを持つので、この名がついた。
実際にスパイスを混ぜているわけではない。
果実。
葉はパクチー。
葉と違い、果実にはオレンジのような香りがある。
カイエンペッパー
果実。
レッドペッパー、唐辛子などとも言う。
カレーの辛さはこれ。
ブラックペッパー
果実。
黒胡椒とも言う。
使われる範囲が広く、「スパイスの王様」と呼ばれる。
採る時期や加工方法を変えると、白胡椒、青胡椒、赤胡椒になる。
葉
ローレル
葉。
月桂樹とも言う。
煮込み料理でよく使われる。
ガーリック
葉(鱗茎)。タマネギと同じ。
ニンニクとも言う。
ピラミッドを作る労働者に与えられていた。
茎
茎(根茎)。ショウガと同じ。
ウコンとも言う。
カレーの色づけはこれ。
ジンジャー
茎(根茎)。ウコンと同じ。
ショウガとも言う。
日本には奈良時代に伝わり、古事記に記載がある。
花・つぼみ
つぼみ。
丁字ともいう。その名のように、丁の字の形をしている。
香りが強く、古くから口臭消しに使われている。
その他
シナモン
樹皮。
世界最古の香辛料。
日本のニッキは、木の種類が違うため、根の皮を使う。