紙鍋は燃えない
宴会料理によくついてくるのが、一人用の鍋。紙で出来た鍋も良く見ます。紙で出来ているのですが、火にかけても燃えず、美味しく鍋料理を楽しむことが出来ます。
紙は燃えやすいはずなのに、どうして直火で燃えないのでしょう。
ものが燃えるためには、3つが必要です。
① 燃えるもの
② 酸素
③ 温度
この3つが揃ったときに、ものは燃えることが出来ます。
紙鍋を見てみると、紙ですから①は当然あります。そして、周りは空気ですから、②も十分あります。
では、③はどうでしょうか。火で炙るわけですから温度は十分にあります。でも、鍋の中にはだし汁があります。だし汁の温度は、高くても100℃くらいです。なぜなら、水は100℃で沸騰して、沸騰している間の温度は一定だからです。
紙鍋を下から直火で炙っても、上からだし汁で冷やし続けることができます。だし汁がある限りは、紙鍋の温度はあまり高くならないのです。
家で簡単に試す方法として、紙皿を使って鍋物をしている方も居ます。なるほど、アウトドアでもすぐに用意できて便利ですね。
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紙以外でも出来るはずだ。ということで、試した方もいます。
キャベツは、一度試してみたいですね。
何なら鍋になって、何なら鍋にならないのか。安全に気を付けながら、自由研究として確かめてみるのも良いかも知れません。
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