私たちは種を食べている（野菜編）

種(たね)。正(ただ)しく言(い)うと種子(しゆし)です。

種子(しゆし)は簡単(かんたん)に腐(くさ)ったりしないように、硬(かた)く乾(かわ)いた状態(じようたい)になります。
私(わたし)たちがそのまま食(た)べるには向(む)きませんが、保存(ほぞん)できるということはとても素晴(すば)らしいことです。
米(こめ)や麦(むぎ)、豆(まめ)、トウモロコシなどがそうです。
それらを育(そだ)てて、食料(しよくりよう)を長(なが)い間(あいだ)保存(ほぞん)できるようになったことは、人(ひと)の歴史(れきし)を大(おお)きく変(か)えることになりました。

それはともあれ、野菜(やさい)です。
野菜(やさい)となると、なかなかありません。硬(かた)く乾(かわ)いた状態(じようたい)になると、野菜(やさい)ではなく穀物(こくもつ)と呼(よ)ばれるからです。
その前(まえ)のまだ若(わか)い柔(やわ)らかい段階(だんかい)で食(た)べるのが、枝豆(えだまめ)やグリーンピースです。

種子(しゆし)を食(た)べるということだけであれば、ナッツや香辛料(こうしんりよう)（スパイス）もあります。
私(わたし)たちは、色々(いろいろ)な種子(しゆし)を食(た)べているのです。